「イスラム式子育て」その4は、特に10代の子供を持つ親、さらに10代の娘を持つ親に向けた、耳の痛い、恐ろしい話です。
イスラム式子育てでは、子供を年齢で3つに分けます。
0〜7歳
7〜14歳
14歳以降
そしてそれぞれの時期に従って、親の役目が変わります。
0〜7歳
親は、保護者です。
健康で生きられるように、しっかり食べさせ、元気にたくさん遊ばせます。
自分自身から自分の周りを見渡せるように教え、生きている基礎固めをします。
7〜14歳
親は、教育者です。
するべきこと、してはいけないこと、いいこと、悪いことから、あらゆることをしっかり教え込み、一人で生きられる基本の全てを教えます。
14歳以降
親は、友人です。
何かを教えよう、子供を叱って、注意して、子供を正そう、子供を変えようとしても無駄です。14歳以降はもう半分、大人だからです。
「もう、どうしようもないの?」私は尋ねました。
友達には、どんな風に話しますか?
友達が間違っているとわかっても、
「〜しなければいけない!」
「〜するべきだ!」
「〜しなさい!」
とは言いませんよね。
ただ親身に、しかし礼儀正しくアドバイスするだけ。
「〜したほうがいいと思うよ。」
アドバイスを受け入れるかどうかは、子供次第なのです。
時間よ戻れ。。。
娘を持っていたら、更にご用心。
もっともっと気をつけてください。
更に気を配り、一層の愛情と関心を示してください。
注意してどんなことにも耳を貸してください。
娘の気持ちを理解する姿勢を見せてください。
そして、
フランクにオープンに。
娘が、恐れず自分を表現することを受け入れて。
そして何でも話せる雰囲気を作りましょう。
もしあなたが、聞・か・な・け・れ・ば、
娘は聞いてくれる人のところへ行きます。
そして、二度と、あなたに自分の感情を明かすことはないでしょう。
怖いですねえ。