鍼は痛いのか。
前回、「実は鍼灸師です!」と言ったら、声援のようなメッセージを多数いただき、勇気付けられて、再び、鍼ばなしです。
全然痛くありません、というのは嘘だと思います。
鍼会の大御所、この人知らなかったらモグリ?
30分から1時間程度の治療を受けて、痛い!
それも、痛っつ!みたいな時もあるし、痛っでえ!
だいたいが、い!ぐらい。
中国の鍼は、いて!の後、ずううん、ときて、オウっ、となる。
それが好き、という患者さんもいる。
私が治療したらどうなるかと言うと、チクリくらい。
このチクリは不要な時がほとんど。
乳ガンの術後の患者さんの場合。
胸部の組織をがっつり取っているので、引きつれて痛むのです。
交通事故の術後の患者さんの場合。
固まってしまっている足に鍼をして動けるようにします。鍼の力を借りて、リハビリのように動かしたりもします。そうした場合、鍼は痛いです。とても痛いです。でも患者さんと一緒に闘うのです。動けるようになるために。
そうした極端な場合以外は、鍼は痛くある必要がありません。
痛くない鍼で、ゆっくりリラックスして、お身体を整えましょう。
この写真じゃ、太さとかわかりませんよね。