ここに至るまで長かった。大変だった。
二年に一度人間ドックがある。
胃カメラが怖くて怖くてというお話は二年前にした。
「平塚胃腸クリニック」という鎮静剤を積極的に使う病院を見つけ、ここならもう心配ない、と拳を握りしめた二年前。
しかし、怖いものは怖いのだ。嫌なものは嫌なの。昨日からドキドキして病気になりそう。
前回、私の訴えを聞いて鎮静剤を増やしてくれて、
「眠っている内に終わっちゃいましょうね」
と優しく言っていただいた。そして無事終了となった。
けどね、全く何にも覚えてないのも怖くない?
全く全然、なんかやったのかやっていないのかも不明。
また検査後のフラフラもそれなりにきつかった。
今回医師の診断の際にそこら辺り聞いてみた。
私には前回1、5ml(数字は正しいけど単位は不明)入れられた。
それは成人男性の量だそう。成人女性は1だそう。
1に減らすとどうなるんですか?
1に減らすとどうなるんですか?
技師と受け答えはできる痛みは感じ
医者「技師と受け答えはできるが痛みは感じない。」
私「1、5にすると危険だったりしないんですか?」
医者「それは大丈夫ですよ。じゃあ1、2ぐらいにしましょうか?」というやりとりの末、いざ1、2で。
しかし不安が募る募る。痛みが減ったとしても、あの管を飲め!と言われるのかと思うと、もう涙すら出てくる。
結局検査直前、今一度ゴネ、技師さんから看護師さん、看護師さんから医師に話しは戻り、きっと「あああいつうるさいから1、5で黙らせて」という話に落ち着いたのか、無事1、5投与され、意識ない内に「胃カメラ」終わった「らしい」。
もういいの。これで。
人間ドック参加者に渡されるチケットでホテルで軽食。
選択肢は、豪華な天ぷらセットか、和食御膳か、ホテルのトースト。あの検査の後天ぷら食べる人いるのかなあ?
でもあってよかった平塚胃腸クリニック