なかなかと日差しが強くなってきた。
先週末の東大本郷キャンパスの学園祭は、暑かった。
イスラム暦9月のラマダンは、イスラム暦が太陰暦であるため、毎年少しづつずれていきます。
今年は5月半ばから始まったが、数年前は夏真っ盛りだった。
今年は運動会にかからないと長男は胸を撫で下ろしています。
さて、東大学園祭では、イスラム文化紹介テントでヒジャーブ体験のお手伝いをした。
このテントでは、イスラムに関するパネルやパンフレットが置かれていたり、クルアーンの言語であるアラビア語で名前を書いてプレゼントしたり、クルアーンを聞いてみるコーナーがあったりする。無料で冷たい紅茶のサービスもあった。
このテントの一帯は、東大留学生が地域、文化?別にテントを出していて、お国の料理を売っていたりする。インドネシア、エジプト、シリア、バングラデシュなどなど。
見ていて思った。
みんな元気。
にこやかに食品を売る彼らは、みんな断食している。
多分、買っている日本人はほとんど気づいていないだろうけど。
結構すごい光景。
そして毎年思う不思議。最近の熱中症騒ぎは何だろう?
日本が熱中症を取り沙汰すようになったのは近年のように思う。
熱中症危険度数を示してみたり、色々なドリンクが売られたり、とにかく、国策のように飲め飲めと言う。
これって本当なのか?
そんなに飲まないといけないのか?
今では、老若男女、所構わず、飲む。
ペットボトルに口をつけて、グビグビ飲む。
ちょっと昔まで、外で、立ったまま、びんに口をつけて、飲むなんて、はしたないと言われた。
ここまでして飲んでいるのに、熱中症傾向は減るどころか、その騒ぎは毎年大きくなっているような気がする。
ちょっと昔の日本でもそう水は飲んでいない。よもや昔のアラブなんて、限られた水で砂漠を横断していただろうし、一体どうなってるんだ。
東洋医学の師匠も言っていた。
ペットも家の中で熱中症になるらしいし、そこまで言われると怖いし。
でも、日本のムスリム(イスラム信者)は午前2時40分から午後6時45分まで一滴の水も飲まなくても、真夏日でも元気にしています。
これも事実なのです。