イスラム医学おすすめの食材、その3はバナナ。
右手の仲間とは何であろう。かれらは)刺のないスィドラの木、累々と実るタルフ木(の中に住み)〜 【56-27】
「右手の仲間」とは成功した者を指します。
タルフがバナナの意なのですが、現代アラビア語ではマウズと言い、タルフがバナナと知っている人は結構いないそうです。
とりあえず、五訂日本食品成分表を参照にしてみても、なかなかスーパーフードだとわかりますね。
■たんぱく質 1.1g(生しいたけ約2個分)
三大栄養素のひとつ。体重の1/5を占めるたんぱく質は、血液や筋肉など身体をつくる主要成分。
■カリウム 360mg(りんご約3個分)
免疫機能を健全に保つ働きをする。むくみの予防にも効果的。
■マグネシウム 32mg(キウイ約3個分)
骨や歯の形成に必要な栄養素。エネルギーの代謝を助ける。
■ビタミンB6 0.38mg(納豆約3パック分)
筋肉や血液などがつくられる時に働く栄養素。貧血予防にも。
■葉酸 26μ(ピーマン約3個分)
ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれる水溶性ビタミンのひとつ。
貧血予防や免疫機能アップに役立つ。
■食物繊維 1.1g(レタス約1/4個分)
人の消化酵素では消化することができない食べ物の中の成分。
便秘予防、生活習慣病の予防に役立つとも言われている。
今年のラマダンは、バナナ食べてみよう。