世界のイスラム人口ってご存知ですか?
世界の1/4とも1/3とも言われています。
さて、これだけの人間が来週から一斉に1ヶ月間断食します。
昼間断食すると、日が暮れてから夜寝るまで好きに飲食するので、かえって太ったりします。
けれども、昼間、命じられて断食するのです。
うっかり飲んだりしないように、ずう〜っと気をつけているのです。
今何時?とずう〜っと気にしているのです。
つまり、昼中それを命じた者を意識しています。
すると当然、その者の意に反した行動などできなくなります。
この1ヶ月間ムスリム(イスラム信者)は、いい人になるのです。
そして、知り合いではなくてもムスリム同士会うと、目配せと共にそこはかとなく漂う雰囲気、
「おう、やってるか?」
「おう、そっちも頑張れよ!」といった空気が。
言い換えると同胞感。
そして日が暮れると、モスクではラマダンだけの特別礼拝があります。
この特別の礼拝「タラウィーフ」を頑張ったり、たくさんコーランを読んだりという善行に勤しみ、この1ヶ月で過去の罪を帳消しにしてもらおうと企みます。
ラマダン月の間は、悪魔は
鎖に繋がれていて悪さができない、と言われています。
なので、この月独特の崇高感が漂います。
シリアにいた時もよくあったのが、
突然、バス代奢られる。
これは、ムスリムでない私の友人たちも結構体験しています。
と〜にかく、みんないいことしたくてウズウズしているのです。
各モスクで供される、断食明けお食事「イフタール会」に来てみて。
食事とともに、何かが感じ取れるかも。
どこで食べられるの?
以下の記事をどうぞ。